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| ●MYTHOS(ミトス) (1997年) |
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地階にあるクラブのエントランスホール光壁。曲面に成形したアクリルの表面に大型創作和紙を貼り込んだ。店名「MYTHOS(ミトス)=神話」のテーマを受け、古代神話の思想をモチーフにしている。
「天界と下界を分ける境界」の意味を持つ「青色」と、「天と地」あるいは「2つの極」や「2つの存在の間」の絆を意味する「鎖柄」で構成されている。この青と鎖の光壁を通過することにより現世からの離脱の意味を連想させる。
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| ●いかや銀兵衛(2000年)
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この店は新宿歌舞伎町にある。若い世代を顧客とする居酒屋や風俗の店が建ち並ぶ中で「大人の料理屋を」というオーナーの意向を受けて、創作和紙を中心に内装設計を行った。
円形に漉かれた創作和紙と13mの一枚漉きの和紙、立体和紙によるペンダント照明の要素を取り入れ、和紙という一つの素材を使って異なる空間を割り付けた。地階にありながらも移ろいや情緒が感じられる店舗を提案した。
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| ●石の蔵(2001年) |
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デザインは、日本の文様の中で吉祥の意味をもつ「立涌」をモチーフにしている。
立涌は「宇宙の清らかな気(良い兆し)がゆらゆらと沸き上がり立ち昇る」意味を持つ。シンプルな柱形状にして大谷石の蔵にダイナミックに配した。
和紙はW5500×H1400mmの大判で漉きあげ、アクリルシートを内蔵して筒状に吊り下げられている。
紙漉きの偶然性を引き出すため、部分的に水滴による厚薄をつけて、陰影を強調した。
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| ●リスン青山店(2002年)
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現代のインテリアにあうお洒落なお香の店。「けむりのようにゆるやかに螺旋を描くようなパーティションを」という設計のイメージを受けて制作した。
和紙は綿の糸や楮の繊維を漉き込みながら、90mm巾の長い帯状にして細いアルミフレームに螺旋状に巻き付けている。見る位置によって螺旋の重なり具合や陰影が変化する。
アルミパイプも和紙の中に漉き込み、ラフな繊維を縦横にめぐらせて有機的な印象に仕上げた。
空間に光の塊をつくり量感をだすとともに、軽くて薄い和紙の特性を活かしたパーティションである。 |
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